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何でも買える人より 何でも作れる人の方が かっこいい

誰かが言った言葉です

 

これを 読んだとき ものすごく 胸がスッキリして

すがすがしい 気分になりました

 

ほんとに そう

 

バッグも コサージュも エプロンも

お金さえだせば 何だって買えるけど

でも 自分で作ったほうが 楽しいし 安いし 自分にぴったりのものが 作れます

 

楽しくて 安くて ぴったり  一石三鳥!

 

 

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                                       私は 物心ついた頃から 縫い物をしていました

 

                                          縫い物をしている おばあちゃんのそばで 育ったので                                                     遊びながら 縫い物を覚えました

                             

                             小学生の頃は 手縫いで お財布を作ったり ぬいぐるみを作ったり

                 中高生になると ファスナーつきの ペンケースや お弁当袋 バッグも作るようになりました

                                                                                                                  大学生になると 服も作ってみました 

 

 

                                                                          卒業して パジャマやエプロンや袋物を作る会社に入社しました

                     袋物の作り方や お人形の作り方 レースの染め方 布の扱いなどは そこで 覚えました

                                      その時の会社勤めで 必死になって覚えたので それらは今でも 私の大切な 財産です

             

                                                              でも 私は 服飾の専門学校にいってなかったので パジャマのパターンが引けず

                                                                                                             2年ほどで 挫折して 会社をやめてしまいました

 

 

 

 

  その後 違う仕事に ついていたのですが  

(コンクリートレリーフを作る会社でデザインをしていました

   ドカジャンを着てヘルメットをかぶって現場にも行ってたんですよ)

 

バブル崩壊後に仕事が減り 手があくようになりました

 

そこで 昔好きだった 縫い物をもう一度 始めてみたら

これが もう 楽しくて おもしろくて 

毎朝 目が覚めるのが 楽しみでしょうがない      

 

やっぱり 私は この仕事が好きなんだと 再確認して 

また ひとりで こつこつ 作品作りを 始めたわけです

 

 

 

でも 忙しく作っては売り 作っては売りしていると 際限なく 忙しすぎて

そのうちだんだん 作るのが苦痛になってきました

 

毎日毎日 朝から晩まで もくもくと 黙って 作って 納品して

いつの間にか 売れて行く

お客さんの 喜ぶ顔も 嬉しそうな声も 聞けないまま

                                                                                                      

それが とても むなしくなってきたのです

 

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  私は 本当は いったい 何が 一番やりたかったんだろう 

 

私は 作ること自体が 好きだった

何を作るか どう作るか 考える過程が好きだった

売ることよりも 作ること

作って 喜んでもらうこと

作り方を教えてあげて その人が 喜んでくれること

                  

 

自分だけでなく みんなが 喜べる 「つくる よろこび」 

買う喜びは 買ってしまえば 終り

でも 「つくる よろこび」は

作る前から 作っている途中も 作った後も ずっと楽しくて ずっと残る

 

買ったものは 買った人しか嬉しくないけど

作ることを覚えれば その人が 他の人にも 教えてあげられる

作る喜びは 伝染していく

 

この楽しさと喜びを みんなと分かち合う

それが 一番 やりたかったことじゃないだろうか

 自分も楽しくて みんなも楽しい 「つくる よろこび」

 

 

 

だから 「工房nona」は お教室が 一番のメインです

工房nonaのお教室は 私にとって 大きな 喜びなのです  

 

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工房nona の 名前の由来                              

 

 

 

私は 草花が 好きなんです

お店で売られている 鮮やかで 華やかな 花々よりも

野原でゆれてる 素朴な花が 好きです

 

そこで 野原の「の」と 菜の花の「な」を くっつけて 「のな」という ブランド名を考えました

漢字で書いてみましたら 「野菜」・・・ 「やさい」!

 

というわけで 「のな」は「nona」というローマ字表記になったのです 

岡山県出身

 

岡山大学教育学部美術専攻(専門は水彩画)

 

アパレルメーカー、建築装飾デザイン会社勤務ののち

布小物の制作を始める

 

現在、自宅で手芸教室を開催しているほか年に1~2回展示会を行っている

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